外来診療内容
がん検診 | 子宮がん検診・乳がん検診・子宮頸がんとその病変の予防と治療 |
産科一般 | 妊娠前相談・不妊相談・産後相談・母乳相談 |
婦人科一般 | 月経に関する相談・感染症相談・更年期相談・骨盤臓器下垂に関する相談 |
日帰り手術・処置 | 子宮内容除去に関するもの(流産手術等) |
レーザー治療 | CO2レーザー |
妊婦健診 | 4D超音波検査 |
産後ケア | デイサービス型 |
がん検診
高崎市の子宮がん・乳がん検診について
毎年5月から翌年の1月までが検診期間です。検診票(シール付き)を持参していただければ予約なしで随時受診できます。集団検診と異なり、当院では細胞診の際に必ず超音波検査で骨盤内を観察します。乳がん検診では当院で触診を行い、地域医療センター(総合保健センター内)でマンモグラフィーの撮影を行います。レントゲン技師はすべて女性です。
妊娠前相談
これから妊娠を希望されている方へ
プレコンセプション健診セットがお勧めです。
自由診療になりますが、精度の高い骨盤内超音波検査や子宮頚管フローラ検査・子宮頸がんリスク検査・風疹等のウイルス抗体検査を組み合わせた健診です。
およその費用は14,000円(税別)です。
妊娠の可能性がある方へ
生理の予定日を1週間以上過ぎても出血がない場合は、体調変化がなくても妊娠の可能性があります。薬局で市販されている妊娠検査の判定はほぼ信頼できると考えられますが、正常な妊娠かどうかを確認するためには早めの受診をお勧めします。生理不順の方は6週間以上はっきりとした生理がない場合には妊娠の可能性もお考えください。
妊婦検診
妊娠が確認された方へ
妊娠8週を超えて経過が良好とされた方には確定の分娩予定日を記入した届出書類をお渡しします。それによって母子健康手帳の交付を受けることができ、行政から健診に関する様々なサービスを受けることができます。 流産の可能性が非常に少なくなる11~12週で最初の健診と初期検査を行いますが、そのころまでには分娩する医療機関についてのご検討をお願いします。基本的にどちらの病医院にでも、診療情報提供書をお書きして紹介受診していただくことができます。紹介時期はそれぞれの医療機関によって異なる場合がありますので個別に連絡をして確認をお願いします。
セミオープンシステムについて
高崎総合医療センターと佐藤病院で分娩を希望される方につきましては、妊娠9ヶ月までの大部分の健診を当院で行い、10ヶ月から転院するというセミオープンシステムもご利用可能です。
高崎総合医療センターは総合病院ですが、ハイリスクではない正常分娩も行っています。安定期から7ヶ月くらいまでの間に当院から紹介受診をして分娩予約をしていただきます。その後の経過が問題なければ当院で健診を行い、夜間・休日に健康上の問題が起きたときには高崎総合医療センターに対応がお願いできます。
佐藤病院につきましては初期検査の時期に当院からファックスで分娩予約が可能です。普段の健診は当院で行い、その経過を確認して28週前後で佐藤病院での健診を一度受けていただきます。その後はご希望であれば35週まで再び当院での健診となります。
両病院とも10ヶ月の健診からは転院をしていただき、分娩に備えます。
不妊相談
妊娠希望されていて1年以上結果が得られない方へ
特に30歳以上の方は早めに相談をお勧めします。プレコンセプション健診と同様の診察・検査が保険診療の範囲内で行えます。妊娠のためのお手伝いが必要な場合には一般不妊治療として、排卵予測から卵子発育促進治療と人工授精(排卵日にあわせて精子を直接子宮に注入する治療)まで行えます。
感染症相談
症状がなくても感染症が心配な方へ
STI(感染症)検査セットがお勧めです。
やはり自由診療ですが内診による検体採取と血液検査によって現在の感染の有無が高精度に判断できます。
日帰り手術・処置
日帰り手術について
当院では妊娠初期の流産手術や中絶手術はほぼすべて吸引法という最も安全性の高い方法を採用しています。術中は睡眠状態となる静脈麻酔を基本としていますが、朝入院で夕方退院の日帰りで行えます。手術のリスク回避やその後の順調な回復のために、流産手術は妊娠11週まで、中絶手術は9週までに受けていただくことをお勧めします。
レーザー治療
レーザー治療について
外来診療の一環として子宮頸がんの前がん病変、バルトリン腺腫、陰部のウイルス性いぼ(コンジローマ)などの疾患に対してCO2レーザーによる治療を行っています。いずれも無麻酔か局所麻酔だけで行うことができ、時間も30分以内で終了します。すべて健康保険が適用できます。